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I still love H.E.R /TERIYAKI BOYZ FEAT.KANYE WEST

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KANYE WESTプロデュースということでやっぱり聴いてしまいました。
トラックはやはり今回も外さない耳残りの良い聴きやすいもので、改めてKANYE WESTすごいなぁという気持ちになります。MC陣のラップも肩のこらない爽やかさでいい感じです。
気楽に楽しく聴くといいんじゃないかと思います。
# by ILL-NESSTINO | 2007-02-06 19:43 | 音楽

夜の代官山アドレス

普段遊びに行くときには明るいうちが多いのでこういった景色は結構新鮮でした。

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W41CA
# by ILL-NESSTINO | 2007-02-05 22:45 | 写真

帰ってきた時効警察

ドラマ「時効警察」の新シリーズが2007年4月から、金曜ナイトドラマ枠で放送開始みたいです。
個人的にすごく好きだったドラマなので今から楽しみです^^
詳しくは公式サイトで・・。

時効警察webサイト
# by ILL-NESSTINO | 2007-02-04 17:49

windows media player 11

※画像はクリックで拡大します。
windows media player 11_a0024605_14205312.jpg



音楽はパソコンで聴くことがほとんどで、wmpを使用しています。
そのwmpが1月30日、ver.11にアップグレードされたので早速インストールしてみました。

写真をクリックで拡大してもらうとわかるんですが、外観が刷新されていて、Vista向けっぽいデザインです。基本的な機能は10を継承しているんですが、新機能というか変更点も幾つかあったので個人的に気になった点をピックアップしてみます。


・アルバムのジャケット表示で直感的な選曲ができる
wmp11ではアルバムごとにジャケットを表示できるようになっていて、見栄えが良くなったのと同時により直感的な素早い選曲ができるんじゃないかと思いました。ジャケットで選ぶ曲の聴き方も新鮮ではありました。
ジャケットの設定はネットから自動で取得する方法もあるんですが、直接画像ファイルをドラッグすることで適用することもできます。

もちろん以前のようにジャケット非表示の設定も可能です。


・検索バーによる選曲スピードの向上
右上にインターネットブラウザのような検索バーが付いていて、探したいアーティスト、曲に素早くアクセスできるようになっています。お使いの環境によって差があるとは思うのですが、自分のパソコンでは検索文字を入力した瞬間に結果が表示されるというスピーディさなので、大量の曲の中から探す場合にバージョン10のようにスクロールと階層を辿っていく手順を短縮することができると思います。

また、これもインターネットブラウザっぽい「戻る」、「進む」ボタンが左上に付いていて直感的にわかりやすい操作ができるようになっています。



と、ざっくりと使ってみて気づいた点を書いてみたんですが、もう少し使い込んでみないと本当の使いやすさみたいなものはわからないかなという気がしています。
個人的にバージョン10の階層式(アーティスト→アルバム→楽曲)の選択方法を馴染んで使用していたので慣れるのには時間がかかるということと、個人の好みで好き嫌いが別れるとは思うのですが、割合簡単に元に戻す(ダウングレード)ことができるので一度使ってみると楽しいかもしれません。


Windows Media ダウンロード センター
# by ILL-NESSTINO | 2007-02-04 12:43 | エレクトロニクス

蜂蜜パイ/村上春樹  -神の子どもたちはみな踊るより-

熊のまさきちは町に入って、広場に自分の場所を見つけた。
そして『おいしい自然のはちみつ。コップいっぱい200えんです』という札を立てて、蜂蜜を売り始めた。
-文中より引用-

蜂蜜パイ/村上春樹  -神の子どもたちはみな踊るより-_a0024605_17131420.jpg



数ある短編のなかでも特に気に入って何度も読み返している物語です。

大学時代からの親友である淳平、高槻、小夜子は、三人で親密な関係を形作っていました。
淳平は小夜子に対して淡い好意を抱き、小夜子もまた形に表せない思いを淳平に対して抱いていたのですが、その思いを伝えられないまま、ふとしたきっかけから高槻と小夜子が結ばれることになります。淳平は二人の結婚を祝福し、親友三人の親交はその後も変わらず続いていくのですが、数年後、娘の沙羅が生まれて程なくして二人は離婚することになってしまいます。

その後も淳平は数々の形にならない思いを持ち続けながら、時を過ごしていきます。
そしてある夜、寝付けない沙羅のために淳平は「熊のまさきち」のお話を作り話して聞かせることになります。それはたくさんの蜂蜜を手に入れた熊の話なのですが、淳平には自分の生み出した「熊のまさきち」のお話の結末が、自分自身の希望の持てない未来と重なって、ハッピーエンドをうまく思い浮かべることができません。

ある出来事をきっかけに淳平はついにそれまで形にならずにいた結論を導き出します。
「熊のまさきち」の物語の結末もまた、それに伴って素敵な結末を迎えることになります。
村上さんの短編の中でも特にシンプルで現実的な話なのですが、読後には心地よい余韻と共に、大切に思っている(いた)人への気持ちを思い起こさせてくれる物語だと思います。


特に印象深かった言葉を載せておきます。    

「何かをわかっているということとそれを目に見えるかたちに変えていけるということは、また別の話なのよね。そのふたつがどちらも同じようにうまくできたら、
生きていくのはもっと簡単なんだろうけど」



「東京奇譚集」に収録されている「日々移動する腎臓のかたちをした石」と主人公は多分同一だと思うので、そちらも併せて読むとお互いより深く楽しめるんじゃないかと思います。  
# by ILL-NESSTINO | 2007-02-03 16:53 |