SARAH VAUGHAN AT MISTER KELLY'S
1958年8月
シカゴのジャズクラブ、ミスターケリーズで行われた、サラ・ヴォーンとピアノトリオによるライブセッションを記録
<COMMENT>
気に入って聴いているジャズシンガー、サラ・ヴォーンのライブ盤です。
個人的にピアノ演奏が好きで、それが陰に隠れてしまうような気がして唄モノをそんなに聴かないんですが、そんな自分にもすんなりと受け入れられる歌声と雰囲気が好きです。
ピアノソロの場面はそんなにないんですが、不思議とピアノが消されずくっきり聴ける気がします。
内容の方はというと1.『SEPTEMBER IN THE RAIN』で盛り上げ2.『WILLOW WEEP FOR ME』でしっとりと聴かせるというような全体がUP・DOWN構成なので聴いていて飽きさせない感じです。
自分としては中盤"しっとり"曲が特に好きでした。
曲間や演奏中に聞こえるグラスの音や話し声がライブっぽいです。
この人の唄を聴くと、自分の人生はこれから良い方向へ進んでいくんじゃないかという気がしてなんとなく嬉しい気持ちになります。
by ILL-NESSTINO
| 2006-01-07 11:42
| 音楽