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DISCOVERY

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このアルバムが出てから多分六年近く経つんですが、その間に自分にも色々な紆余曲折がありました。
ひとまずここでこのアルバムの自分なりの個人的な意見のようなものを書きたいと思います。





1.『DISCOVERY』
普段聴いている時はそれほど響かないんですが、落ち込んでいる時に聴くと不思議にすごくすんなりと受け入れられる曲です。なんとなくゼロからでも這い上がれるような気持ちになります。
成せば成る DISCOVERY
 
2.『光の射す方へ』
普段かなりの頻度で聴いている曲です。
年を重ねるに従って社会とどんどん接近していくことになると思うのですが、近づくに従って、見たくない部分、触れたくない所も否応なしに知ることになると思います。
そんな時にこの曲を聴くと「結構キツい世界だけど、まぁやるしかないじゃんよ」
というポジティブな気持ちになります。
昔と今とではこの曲の響き方が違ってしまったのですが、それは多分自分が変わったからで、向上してるのか、麻痺していっているのかちょっと複雑な心境になります。
自分が最終的には善意の人間で、光の方に向かっていっているといいなと思います。

3.『Prism』
この曲はとてもストレートな失恋の曲だと思います。
自分も失恋したらこの曲を聴いていた気がします。
ある小説に、一度離れてしまうとその距離はどこまでも遠ざかってついには見えなくなってしまう。といった内容の文章があるのですが、確かにその通りだなぁとその本とこの曲を聴くと思います。
その証拠に最近はこの曲をあまり聴かなくなってしまいました。

4.『アンダーシャツ』
「金縛りにあい涙をためても 隣の女の態度は他人行儀」
そんなのってちょっとないなぁと以前は思っていましたが、体験こそしませんが今はリアリティを感じます。
「飛んで 走って 転んで 体脂肪よ燃えよ」の歌詞がとても好きです。
ジムに通っているので、そこに通づる共感なのかもしれません。

5.『ニシエヒガシエ』
この曲は確か活動休止から復活した第一弾だったと思うのですが、
それまでの曲とは違うなぁとなんとなく思っていた気がします。
CDのジャケが肥えたおばさんで「一体なにがあったんだ・・」と思いました。
この曲も年をとるに従い、だんだんとわかるようになってきました。
PVで外国の方がひたすら口パクで唄うシーンが何故か好きです。
そのPVの中で「OOOOO(←すごくかっこいいセリフを言ってる)・・・とか言っちゃったりなんかして・・」
というシーンがあるんですが、それを観て以来ここぞという時にマネをしてるんですが、未だに誰も気付いてくれません。さらに自分も今まで忘れていました。
これからまた積極的に使っていこうと思います。
必死で猛ダッシュです。

6.『simple』
この曲は3年位前一番好きな曲でした。
実は世の中のすべてはシンプルで、すべてはやさしいものだったんだと思っていて、
実際思ったとおりに出来事がうまくいっていました。
今がうまくいっていなくて響かなくなったいというわけでは決してないのですが、
なんとなくこの曲を好きであったその時の自分の気持ちは大事にしていきたいなぁと思います。
響き方は変わってしまっても、今も自分なりに頑張っているよ。

7.『I’ll.be』
この曲は文章で書こうとするとうまく伝わらないというか歪曲してしまう気がします。
それだけ自分にとって重大で重要な曲です。
正直この曲に何度起き上がる力をもらったかわかりません。
ある意味自分のテーマソングとも言える曲です。
歌詞の全てが自分を支えてくれていて、全ての和音、メロディが自分を前へ進める助けとなってくれました。
自分の周りにあるものは時間の経過と共に様々なものが様々な変わり方をしていきますが、
この曲はそんな流動的な存在の中で変わらない確かなものの一つな気がしています。

8.『#2601』
「夢は叶うよなんて軽はずみで口にしないが 言っちゃうぞ君は夢の救世主」

という歌詞の「言っちゃうぞ」の部分がすごく好きです。
自分もたまにはそういうストレートなことを「言っちゃう」人間になりたいなぁと思います。
この曲も「やるしかないじゃんよ」的な雰囲気を持つ曲だと思います。

9.『ラララ』
とてもポジティブな曲だと思います。
詩集が確か3年位前に出たんですが、ラララの歌詞と対になった道路の写真がすごく好きです。なんとなく「みんながんばっているんだよ」という雰囲気に励まされる写真でした。
最高に幸せとは言えないけど、それなりの生活の中で小さな幸せをいつも無意識にさがすような気持ちを持てる唄だと思います。

10.『終わりなき旅』
自分がなにかのきっかけで自信をなくした時に『自分はこんなもんじゃないぞ、もっといけるはずだ』
と勇気付けてくれる曲です。
いい事、嫌な事と両方ある人生ですが、悪いことが重なる、一箇所に思考が留まるなどすると、どうしても自分が固まっていってしまう気になります。その時にこの曲を聴くとそういった知らず知らずのうちに固まってしまっていた自分自身を、また自由な状態に戻してくれる曲です。
あまり多くはありませんが、"やらなきゃいけない"場面で背中を押してくれる曲でもあります。

11.『Image』

この曲からは色々なものを学びました。教訓の曲です。
大切なものは目をこらせば色々なところから見つけられるし、幸せ・不幸せの線引きは自分自身ですることを学ぶことができました。
飛び込み台から本当に否応無く落とされたり、それから必死に水しぶきを上げて生きようとしている自分を応援したくなるような、自分を好きになれる曲です。
世の中辛いことも多く、その度に傷ついたりもしますが、プラス方向に考えていけるよう努めたいと思います。

 
by ILL-NESSTINO | 2005-08-18 22:22 | 音楽