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美女缶 (TV&movie)

a0024605_2310510.jpg<STORY>
彼女とアパートに同棲している雄太(妻夫木聡)は、アパートの冴えない隣人が数多くの美女を部屋に囲っていることに不審と興味を覚える。そこで彼女の出張中、隣人宅に忍び込み、そこで大量の「美女缶」を発見する。「美女缶」とは缶の中の液体を溶かすと美女が出てくるという代物。雄太は隣人宅から手に入れた美女缶を使いユキ(臼田あさ美)を作る。その彼女と共に共同生活を始めるが、「美女缶」にはある制約が・・・。

<COMMENT>
『世にも奇妙な物語春の特別編』で放映された短編です
前作の「過去からの日記」も泣けてきましたが、今作も切ない話です。
序盤はパロディ路線の展開と匂わせておいて、ひねりを入れてせつない感じの着地というのは正直結末を予期していなかった分、余計に切なくなりました。
よくよく見るとなんというか色使いが悲しげで、それが結末の暗喩になっていたのかなぁと今は思います。美女缶というメタファーを通していろんなものが商品化され簡略化されてしまう悲しさと、それを使い続ける隣人のおじさんの心境を通して、俯瞰的な人生をおくって、どんどん鈍く磨り減っていってしまう自分だとか、もしかしたら自分もいつか「美女缶」というメタファーを受け入れることが当たり前になってしまうのでは・・・という思いで複雑な心境になりました。映画の方は見たことがないのですが、これを機会に探してみたいと思います。

映画版『美女缶』
美女缶
/ ジェネオン エンタテインメント
ISBN : B00078RT04

映画版もレンタルして観ました。
こちらも音楽も画も切ない感じで、淡々とした台詞廻しが更に良いです。
60分で少し長い分サブストーリーが色々入っていて更に切ないです。
好きな台詞は「あ、なんか一番左のランプがめちゃめちゃ早く点滅してる!!」です。
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by ILL-NESSTINO | 2005-04-13 22:46 | 映画